症例紹介

  • 口腔外科

歯の移植


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  • After

治療詳細 左上第一大臼歯の歯根が破折したため、抜歯適応となりました。
抜歯後の治療は、両隣の歯を削って3ピースのさし歯(Br)にするか、1本だけの部分入れ歯にするか、インプラントが通常です。ですが、左下に親知らずが残っていたため、親知らずを移植することとしました。
移植後3ヶ月すると、下の歯とも噛み合ってきたため、今回はこのままの状態で終了となりました。
通院時の年齢 36
性別 女性
通院回数 8
通院目的 移植手術およびその後の経過観察
処置内容 親知らずの移植
費用 保険内治療
デメリット 移植が成功しなかった場合、骨欠損が大きくなる

治療詳細

  • 左上第一大臼歯の歯根破折の状態

  • 左下親知らず抜歯前

  • 親知らずを抜歯して移植した状態

  • 移植した時のレントゲン写真

治療のポイント

通常の移植手術は反対の歯とうまく噛み合わないため、神経をとってさし歯をいれることが重要ですが、今回のケースでは親知らずのサイズが良かったため、移植後の補綴治療をせずに経過をみることとしました。 今後、神経が死んでしまった場合は、神経を取る処置が必要となります。

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