インプラント部の歯磨剤について
- 歯のコラム
こんにちは。
今回はインプラント部の歯磨剤のご紹介です。
インプラント部のプラークコントロールが上手に出来ていないとインプラント周囲炎を発症しやすくなります。
本来歯には歯根膜があり、血管が通っていて栄養や免疫物質が運ばれてくるのですが、インプラントには歯根膜がありません。そのため自然の免疫力がなく、感染を引き起こしやすくなります。
毎日のブラッシングでインプラント周囲炎の原因となるプラークをしっかりと取り除くことが重要になります。
(インプラント部の歯磨剤選びのポイント)
①研磨剤不使用のものや歯磨きジェルの使用
・研磨剤配合のものだと研磨剤の粒子がイン
プラントと歯肉の間に入り込み、炎症を引
き起こす原因になります。
②フッ素入りのものもOK
・9,000ppm高濃度フッ素はインプラント
の材質であるチタンが腐食すると言われ
ていますが、日本の歯磨剤の上限は
1,500ppmに定められている為、腐食の心
配はありません。他の歯の歯質の強化や
虫歯抑制効果を考えてもメリットが大き
いといえます。
③殺菌効果の高いもの
・炎症の原因となる細菌感染のリスクを下
げて良好な口腔環境を維持する。
当院では『システマSP-Tジェル』をオススメしております。前回のコラムに詳しい成分など記載してあります。
その他、歯ブラシやケア用品なども取り揃えておりますので、お気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい!