人はお互い様
- 智子先生のブログ
うちの歯科に熱心に通ってくださる方を、おにむらファミリーと、バー様は心密かに呼んでいます。
たくさん歯科があるのに、来てくださってありがとう。
中にはバー様を嫌いな方もいらして、そんな方には近づかないからご心配いりません(笑)
先日、うちの新人の衛生士さんが、担当した患者さんが、
「痛かった!」と、立腹されてもう来ない!と言われたそうです。
痛かったんですね!?ごめんなさい。もっと技術の研鑽に励みますね。
歯科は誰が担当しても、ケースによって痛むことのある、シビアな職業です。
でも、痛くない歯科 でありたいと皆心から思っています。
それに比べて、
例えば、私が行く美容室。
いつも白髪でザンバラガミのバー様を、一生懸命に手当てしてくださって、
シャンプーしてもらったり白髪染めなどしてもらうと、いい気持ちでうとうとしてしまう。
ああ、いい気持ち~!目が覚めて鏡を見たら、そこには見たこともないお姫様が・・・(ってそれは嘘だ!あんまりだ!)笑
歯科だとそうはいかんだろうな・・・
誰もが患者さんに痛みがなるべく少ないように、色々工夫して一生懸命にやっています。
でも、そうしてあげたいけどできないこともある。その時はごめんなさい。許してください。
今バー様がこうして歯科医をしているのは、まだ新人で下手くそだった頃、
治療させてもらった患者さんのおかげです。
誰でもすぐにはある程度の域にはいけません。(バー様は今でもまだまだですけどね)
「誰でも最初は一年生」(童謡にありますね!)
この童謡の歌詞のつづきは「ドキドキするけど、ど~んといけ~!」です(笑)
みんなお互い様。
許し許され合ってお互いに成長していく。
と、この話を聞いた、私の行きつけの美容室の先生が
「自分が練習台になってあげるよ。今度○日にいくから、その新人さんを僕につけて!いくら時間がかかってもいいし、なにをされてもいいよ!」って、山口百恵の、「青い果実」みたい。
ありがとう、先生。
その優しさ、とってもうれしい!!
新人衛生士さんもどれだけ元気が出ることか!!
バー様も、何かの機会にそういう場面に出くわしたら、実験台になってあげよう!人はお互い様。
自分も育てられてきた。今度は若い人を育てる側の人間になりたい。
そう思ったのでした。
「カットのしばた」の先生。本当にありがとう!