40年ぶりの同窓会
- 智子先生のブログ
卒業40年ぶりの大学の同窓会。
卒業後、一度も会っていない人たちもいた。
皆それなりに年をとっていて、一瞬誰?と思うけど、若い頃の名残がここそこに残っていて・・・昔の顔が浮かんでくる。
懐かしい顔、顔。
バー様は若い頃、世間知らずで、結構とがって?いたので、樹木希林さんでは無いけれど、あちこち人を傷つけたこともあったかも。
そうだったらごめんなさい。と思いながらみんなを見てました。へへへ・・・
当時の歯学部は女性が少なかったので、女性陣はみんな仲良し。いつ会っても楽しい。
前回の同窓会で、皆の前で、バー様のことを髪が薄い!って大声で言った人は来てなかった!ごめん、正直うれしかった!!(笑)
実験ペアだった、○○君は、それこそ40年ぶり?
実習でいつも一緒。
やさしくて、器用で、実習ではいつも助けられてたな。
実習中の会話。よく覚えているのは
○○君:「今度、ピンクレディーの新曲が出たよ!『モンスター』ていうやつ。」
バー様:「へえ~!どんなの?」
○○君:「歌ってみるね!『モンスタ~、この私のかわいい人~、モンスタ~、・・・・・・・・』」
バー様:「ほお、面白いね~!」
・・・・・・・・・・・今考えると、幼くて、おかしくて吹き出しそうな会話ですね。二人ともミーハーだったからね。
実習で、総義歯の実習。器用な○○君はそれは上手に作ったが、人工歯が元の位置から外れてしまい、ピンクの床(義歯の歯茎)の中に埋もれてしまい、まるで埋伏歯となってしまったこと。みんなで大笑いしてたら、先生から「笑っている場合じゃ無い!」と、叱られたこと。
実習中にインスツルメントで手をけがしたら、その場で紙を燃やし、それで消毒してくれたこと。そんな現場での知識にバー様はびっくりしたな~。
下宿が近くだった△△君は、読書家で、当時「夜と霧」という本を読んで感動して、
「アウシュビッツ収容所で生き残れたのは屈強な人たちでは無くて、夕日を見て、なんて美しい!と感動できるような人たちの方だったんだよ。」と、熱く語っていた。
当時のバー様は、何のことか、っさっぱりわから無かった。
著者はヴィクトールフランクル博士。
高名な精神科医であり、心理学を教えるとき、バー様も本を読んで、同じ処に感動した。
その時、ああ、あのとき△△君が言っていたのはここのところだったんだ!!と、納得したものでした。
皆で昔の思い出を語り合いました。
話は尽きないね。
そして近況は?
仕事を辞めた人。
自分の趣味を心ゆくまで楽しんでいる人。
第一線でバリバリ、歯科界の最先端を行く人。
子供が跡を継ぐ人、継がない人。
歯科医師会の会長になった人。
病気をした人。
亡くなった人。
行方がわからない人。
AKBの追っかけをしてる人(笑)(ちなみに、CDを一枚買うと握手会で10秒間、握手できるそうです。
彼はいつも3枚買うので握手は30秒なんだそうです。はい。独身男性です)
結婚しなかった人。
皆それぞれ、いろんなことを乗り越えてきたんだな・・・
えらいな~!
でも、人と比較しない。
自分は自分の人生を生きる。
皆で近況を報告しながら、あれから40年も経ったんだ・・・と、改めて時の流れの速さを思ったのでした。
そして、お決まりの写真撮影。
案の定、女性陣は前に座らされて・・・バー様は心配すること無く、無事写真に収まったのでした。(笑)