もう、孫の思い出?
- 智子先生のブログ
お風呂に入るとおもちゃがいっぱい。
毎日、孫と長いこと、おふろで遊んだものだ。
身体や髪を洗うまで、遊んで付き合うわけです。
もう過去形。
いろいろなことが思い出されます。
寝る前は、PCで、まんが日本昔話を一話だけ見せる。
パパが周りをうろうろしているから、あんまり見せたくないんだな・・・
と思いつつ、ババの独断で見せる。
で、バー様はやまんばものが大好きなので、やまんばの話を見せると
最初は怖がっていたけれど、面白がって何度もせがむようになりました。
やまんばが一人で子供を産んで困っているところに、おばあさんが手伝いに行く・・・と言う話がありました。
その話が終わると、孫はこう言いました。
「あのやまんばには本当はお母さんがいるんだよ。そのお母さんはきれいな人なんだ。お母さんは・・・」
と、自分で話を作るではありませんか。
へ~、やまんばにきれいなお母さんがいるとは知らなかった(笑)
甘いもの、両親は食べさせたくないけど、全く与えないってのも情操教育上、いかがなものか?
で、ババはこっそりちょっと食べさせる。
と、孫は、わざわざママの所に行って、
「これ、おばあちゃんが食べていいって!、今日は食べていいんだよ!」
と、報告に行くわけです。
「んもう!」と、娘ににらまれて、ババは苦笑いです。
亡き母からもらったお屠蘇セットの台座を・・・ゴルフボールを当てて壊してしまいました。
(どうしたら壊せるのか知りたいでしょうが、聞かないでください。)
孫に、「おばあちゃんが壊してしまったんだ!」というと、
「大丈夫、大丈夫、テープで貼ればすぐなおるよ!」
と、言ってくれるではありませんか!
この前まで赤ちゃんだったのに、慰めてくれるなんて・・・
そうかと思うと、もう赤ちゃん返りして、泣きわめいたり。
保育園には
「おばあちゃんがおんぶして!」と、きしむ身体で、おんぶで保育園まで連れていきました。米俵のように重く大変でした~!
このババは孫相手に、
「○○ちゃん、おばあちゃんの言うこと聞かなかったら、お相撲さんにしちゃうからね!!」
と、脅したり、
孫相手に真剣にけんかしたり。
また、歯科にすごく興味を持って、毎日見学?に来ていました。朝礼にも両手をそろえて参加していました。
で、夜の歯磨きの時には、まずは、自分が歯医者さんになって、ババが患者さん。
マッサージ器を診療台に見立てて、背もたれを自動で倒します。
そして、エプロン(タオル)を掛けて歯の治療(歯磨き)が始まるのです。
「はい、開けてください。痛くないですか?」と、孫がいうのです。
治療?が終わると、背もたれを起こして、「お疲れ様。また来てください。」
ははは・・・
大変だった2ヶ月半。でも楽しい日々でした。
もう帰ってしまいましたが、執着を捨ててさっと手放す。
やるだけやったのでスッキリ!
孫も、小さいので、大きくなってから、この日々のこと、ましてやこのババのことは覚えていないでしょう。
祖母の存在なんてそんなもの。
しかし、地味なこの人生に、とても楽しい思い出が残りました。
満足しています。