いつも機嫌良くね!
- 智子先生のブログ
先日、娘と孫と食事に行ったときのことです。
その日は孫はいっぱい遊んでお腹がすいていました。
レストランで、私たちは自分の好きな定食を食べ、孫はお子様プレートを、パクパクいただいていました。
コロナ騒ぎでお客さんの入りは悪く、使われているのは、3テーブルくらいだったでしょうか?
そこに40代くらいの夫婦が子供3人を連れつれて入ってきました。
ワイワイお食事が始まりましたが、
しばらくすると、お父さんがウェイトレスさんを呼びました。
「ご飯を変えてくれ!パサパサしてる!!」
若いウェイトレスさんは、
「はい。お待ちください。」と、奥に引っ込んでいきました。
しばらくして、
「すみません。今日はこのご飯しかないそうです。」と、申し訳なさそうに言いました。
お父さんは、むっとして
「こっちは金払ってんだからね!んならもういいです!!」と不機嫌そうに言いました。
ウェイトレスさんは
「すみません」と、消え入るような声。
そのやりとりをチラチラ見ながら、耳ダンボにして聞いていた私たち親子。
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私たち親子の会話です。
「あのウェイトレスさんはすごく若いからバイトだよね。」
「このレストラン。コロナ禍の前は、沢山人が入ってたけど、こんな状況じゃお客さんも少ないよね。
ご飯だって、以前なら昼の部、夜の部と2回炊いていたかもしれない。でも昼の部も全然お客さんが少なくて余ったのでそのまま使ったんじゃないかな?だから、少々パサパサしてるのは仕方ないよね。こんな時だもの。」
「子供達はどう思ったかな?お父さんが、『少しパサパサしてるね!』でも、たいしたことないよ、おいしく食べようね!きっとお客さんが少なくてこのレストランも大変なんだよ!』
な~んて、子供達に相手を思いやること、多少の欠点はお互いに許し合うこと、等をこの場で教えてあげる方が、良い教育になると思うんだけどな。」
「子供達は、相手に何か不備があったら、文句を言っていいんだ!と思うかも。そりゃ、いっていいときもあるよ。でも今は、みんなが支え合うとき、許し合うとき。そこを第一に教えてあげると良かったのにね!」
そして、斉藤一人さんの事を思い出しました。
ある日、講演旅行中の一人さん一行は、道中で、おそば屋さんに入りました。
そこのおそばがびっくりするくらいまずかったそうです。
一人さんは言いました。
「すごいね、このおそば。汁はそばでダシをとってるよ。」と言って、みんなで大笑い。
楽しく食事をしたそうです。
そして、「今度また来てみようよ。楽しみだね!」
また、泊まった旅館で、お布団がものすごく重かった。
薄っぺらいのに、布団の布がコンクリートみたいに固まって重い。
一人さんはこう言いました。
「この布団ひとつで、10枚分のお楽しみがあるね!」
そしてみんなで、誰のが一番重いか、競争し合って、笑い合ったそうです。
おかげでとてもいい思い出ができ、楽しい旅になったそうです。
この二つの話は、人間、いつも機嫌良くしていよう!と言う話です。(一人さんは上気元と言う言葉を使っています)
たかが、布団が重いくらいで機嫌が悪くなる要じゃあダメ!!
いつも機嫌良くすること。
簡単なようでかなり難しいです。
でもいつも上機嫌の人でありたい。
目標にしたいと娘と話し合うことでした。