特別じゃない
- 智子先生のブログ
家事を一切しなかったジー様も
バー様の調教よろしく、数年前から
果物の皮むきを買って出るようになった。
皮むきを始めた当初は、ジー様のことを「皮むき大臣!」と呼んで、大仰に褒め称え感謝するそぶりを見せたものだった。笑
今では、朝食時、こちらが何も言わなくても、果物ナイフとまな板を用意して、上手に皮を剥いて切った果物をガラスの容器にきれいに並べる。そしてフォークを2本用意する。
助かるな~!
今日の果物は梨!
まるでおじさん化しているバー様は新聞を読みながら、梨を素手でとって食べる。
と、ジー様が小首をかしげて言う。
「わしみたいに上品になってほしいな!」
いつも、あんたは上品さが足りない!といわれているバー様はこう反論する。
てやんで~!そちとらは上品だと思ってんのかい?
パンツ一丁でうろうろしてほしくないっす。
今度生まれ変わったら、わしに合ったもっと上品な人と結婚するわ。
はいはい・・・好きにしてくだされ。
こんなアホみたいな会話を毎日交わしています。
でも、思います。
これが幸せ。
特別なこともない、普通の日常。
あら、まるでTHE虎舞竜のロードの歌詞と同じ。
そうですよね!宝の山を見失わないように、大切に生きていきたいと思うのでした。