若いお母さんへ
- 智子先生のブログ
子育てについて話を聞いてきました。
子供は、毎日寝る前に胸の思いを全部吐き出させるように。
毎日毎日心をからにしてリセット。
だから、子供が「お母さんあのね!」
といってきたら、家事で忙しかろうが、テレビで「半沢直樹」を見ていようが、
家事の手を休めて、テレビを消して、
子供に
「なあに?」と、話を聞いてあげること。
家事は子供が寝てからできるし、「半沢直樹」は録画しておく。
考えてごらん。
子供の心を育てることと、「半沢直樹」とどっちが大事?
こんな話を聞いたことがあります。
赤ちゃんに生きるためのミルクやおしめ変えだけはするが、抱きしめたり、話しかけたりを一切しないで育てたケース。
この赤ちゃんは半年?(5ヶ月だったかな?)しか生きられなかったそうです。
また、バー様が心理学の講義をするとき、いつも話していた、スーザンの話。
スーザンは、1歳10ヶ月になってもしゃべらない、歩けない、ハイハイさえもしない。
身体は身長は10ヶ月児、体重にいたっては、5ヶ月児。極端に小さい!!
この子は親がネグレクト。スーザンに愛情を感じられず、
「あの子のために私たちの生活が犠牲になるなんて!あんなこの面倒は見たくありません!」と、手をかけていなかった。
病院に入院させて調べると、生理的な異常はなし!
両親は3週間一度も面会に来なかった・・・(母性愛欠乏症候群)
で、病院は代理母に面倒を見させた。
抱っこする、あやす、語りかける、ふれあいを多くし、愛情込めて世話をした。
すると、治療後6週間で、身長体重共に2歳児平均まで成長した。
笑ったり、運動機能も伝い歩きができるようになったり、驚くほどの成長を見せた。
という実話です。
今、シングルマザーが増えて、時間に追われるお母さんが多いことでしょう。
雑事と子供とではどちらが大切か・・・比較にならないでしょう?
目の前の忙しさにとらわれず、一番大切なものを大切にして。
そうね、せめてお風呂に一緒にはいって、
子供が満足するまで話を聞いてあげると良いかも。
子供にその日あった全てのを吐き出させるのです。スッキリしてまた明日を迎えさせましょう。
理想は、子供が帰ってきたとき、お帰り~!と、出迎え、
学校どうだった?今日は何があったの?
と、毎日待ってましたとばかり?抱っこしてあげると良い。
お母さん、手を離して苦しいよ!というくらい抱きしめてあげると良いそうです。
手をかけ、声をかけ、抱きしめ・・・子育ては毎日を大切に一つ一つ積み上げていく。
ローマは一日にしてならず。です。
すると、子供は心の深~いところに、自分の心の基地、アイデンティティを作ることができ、
それからの人生において、大人になって、多少の困難があったとしても、それを跳ね返す底力を持つことができるそうです。
忙しいお母さんは限られた時間の中で、なんとかやりくりして愛情を惜しみなく注いであげてくださいね。
そういうバー様はそれができていたのか?
いや~、できていませんでした。
子供達には寂し思いをさせてきたのです。涙
上の二人には
あれはダメこれはダメ、ダメダメづくして育てたようにあります。
子供はなかなか羽ばたけなかったわね。
一番下の娘には「できるよ!やってごらん!」と、励ましながら育てた。
自由にのびのびと育ったようにあります。
子育ても終わった今だからこそわかる。言える。
このブログの読者は少なく、本当にご縁のあった方だけで良いと思っています。
で、もしその中に、子育て中のお母さんがいらしたら、ちょっとでも参考になれば嬉しいです。