歯科検診の季節がきました!
- 歯のコラム
こんにちは。
春から初夏にかけては、小中学校での歯科検診シーズン。お子さんが学校から「要注意」「治療が必要」と書かれた紙を持ち帰ってきた経験ありませんか?
でも、いざ紙を見ても…
- 「どこが悪いの?」
- 「本当に治療が必要?」
- 「様子見でいいの?」
と、戸惑う保護者の方も多いのではないでしょうか。
【学校検診と歯科医院の違い】
学校での検診は”スクリーニング検査”、つまり「異常がありそうな人を見つけるための検査」です。
レントゲンや精密な機器は使えないため、あくまで”疑い”をチェックする場なんですね。
ですから、検診で「要注意」とされたからといって、必ずしも虫歯とは限りません。
歯科医院での詳しい診断がとても大切になります。
【よくある”要注意”の理由】
- C1(初期虫歯)の疑い
- 歯肉炎やプラークの多さ
- 歯並びの問題(咬合異常)
- 乳歯の生え変わりの遅れや永久歯の萌出異常
どれも早めに対応すれば、大きな治療を避けられることも多いです。
【保護者の方へメッセージ】
お子さんが紙を持ち帰ってきたら、まず歯科医院にご連絡下さい。
定期検診も兼ねて、お口全体の健康チェックをいたします。
小さな違和感でも早めの対応が◎。お子さんの健やかな成長を一緒に見守っていきましょう!