ああ面白かった
- 智子先生のブログ
歯科の仲間の息子さんが亡くなられました。
うちの娘と同級だった。31歳。
果敢に闘病されたし、これ以上ないくらい精いっぱいご両親は看病されたし・・・
どうすることもできなかった。
自分の命より、大切な子供が先に逝く。
耐え難くこんな悲しいことが身近に起こるなんて・・・
受け入れがたいけれど、、受け入れるしかない。
人の寿命って自分の力ではどうすることもできない。
わかってはいても、特に子供の死は・・・
慰めの言葉もないし、何もできない。
ただ、寄り添い、時を共に過ごす。
そうよ、人は寿命はわからない。
だから、ただ、与えられた時間を真摯に大切に生きる。
いつお迎えが来てもいいようにね。
先にお浄土へ行かれた。
残された者たちも、早晩、そちらへ行きます。
会えたら話ができたらいいな。
この世を去る時、「ああ面白かった」と言って死にたい。と、佐藤愛子さんが言っていた。
苦しいこと、悲しいこと、つらいこと、みんなひっくるめてそれでも人生面白かった・・・という意味だろう。
私もそうありたい。
そしてみんなにありがとう!と言って死にたいな。
昨日は「死」について、いろいろと考えさせらることでした。