もしかして
- 智子先生のブログ
今年31歳になる娘が小学校に入学した時、同級生だった男の子・・・にそっくりな子供さんが、今、うちの歯科に通っています。
とても似ていたので、もしかして・・・と名前を見ると、そう、あの子の名字。
で、ついてきたお母さんに尋ねると、「ああ、それは兄かもしれません。」と言われる。
と言うことは、甥っ子ね。
やっぱりね、と、ある情景が思い出されました。
その昔。
娘は小さくて、入学式の時最前列。
その隣は男の子。
校長先生が新入生に、「休め!」と言ってから、皆の前でお話をされます。
最前列の子達は、足を肩幅に広げ、手は腰に。
ところが、何を思ったか、その男の子は休め!の片足を大きく広げて、隣の娘の足を踏みつけました。
校長先生のお話の間中、ずっと踏んづけたまま。
娘はというと、泣きそうな顔でもじもじしていました。
校長先生の前、動くこともできず、ずっと耐えていたのでしょう。
校長先生はお話が終わると、その男の子に、「足を踏んづけてはダメだよ!」と、注意されました。
そして、娘には
「あなたはよく我慢しましたね!」と、ほめてくださいました。
見てる方はおかしくて、おかしくて・・・
もう、四半世紀前のことですが、忘れられません。
時折、その情景をふと思い出しては、一人で笑っています。
懐かしいですね。
小さかった娘。
食が細く、痩せひぼけていた娘。
今でも細身ではあるけれど、しっかり大きくなって(笑)、たくましい二人の子供のお母さん。
時の流れを思います。
子供達、みんなあの頃はかわいかった(笑)
本当に懐かしいです。はい。