滂沱の涙
- 智子先生のブログ
県外の結構な田舎に次男のお嫁さんの実家があります。
そこにお嫁さんは出産里帰りしています。
無事赤ちゃんも生まれて一ヶ月経ち、昨日はお宮参りをしたそう。
お嫁さんは、その写真をスマホに送ってくれました。
そこには、優しい実家のご両親と、幸せそうな若い次男夫婦と、赤ちゃんがうつっていました。
赤ちゃんは、次男が七五三の時に着た着物を羽織っています。
まあ、なんてかわいい!
同じ着物を着ていた次男の七五三の姿と重なります。
じ~っと見ていました。
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な、なんか涙がでてくるな~・・・
と、それは いつの間にか、滂沱の涙となり、嗚咽まで出てきて・・・号泣!
もちろん、よかった!!という
うれしい涙です。
でも、自分でもどうしてこんなに涙が出てくるのかわかりません。
そうね・・・
次男とはここまで来るのに色々ありました。
意見が合わず、長い冷戦状態が続きました。
私は鬱一歩手前(と、自分では思う)までになりました。
眠れぬ苦しい日々も多々ありました。
次男だって苦しかったと思います。
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そんな日々があって今がある。今の幸せがある。
それを写真でしっかりと確信し、
それとともに、
ず~っと心の奥に封印していた、大量の悲しみや苦しみが一度にあふれ出してきて、
涙となって流れていったんだと思う。
主人が笑うほど、したたか泣いて、すっきり!!!笑
(オーラソーマでも、「流されない涙の井戸」と言う言葉が出てきます。それを解き放つことで心のしこりがとれてエネルギーが流れ始める・・・といわれます。)
さあ涙を拭いて、行動開始!
前に進もう。
私のこの世での最低限の使命は一応クリアしたと思う。
後は、人生の仕上げをしていこう。
自分の存在が、周りの人たちを、ささやかでも、ほんの少しでも・・・幸せにできたらと、思う。
岡江久美子さんみたいな元気で前向きに人だって、突然この世を去った。
病院の朝礼のとき、
「私は岡江さんより年上。だから、いつ亡くなるともしれないから、スタッフの皆さんは、私に優しくしておかないと、後悔することになるよ!」
と、皆を脅し(笑)、また、
「自分も、今日が最後と思って一期一会。今ここを大切にしていきます。」
と、宣言したのでした。