ミシン?
- 智子先生のブログ
不器用なバー様。
でも・・・中学の時のクラブ活動は、音楽部と手芸部!!
えっ?まさか?どうして?
と、友達は問う!
本当は卓球部に入りたかったけれど、
母は許さなかった。
我が子を自分の理想どおりに育てたかったから。
お嬢様タイプに育てたかった。
そして命じられたのが、まず音楽部。
全然興味なかったけれど、母に嫌われるのが怖くて、入りましたとも。
はい。全然花咲かなかったです。面白くなかった。
音楽部はちっとも面白くなかったことを母に言いますと、(母が)次に選んだのが手芸部。
これまたつまらなかった。
友達が校庭で、楽しそうに動き回っている声を聞きながら、教室の隅でシコシコと、お財布を作るための、ビーズ入りのレース編みをしていましたね。ハハハハハ・・・大笑い!
結局、お財布は完成しないまま。
こんな風に、自分の思うようにはならず、窮屈な、また、達成感のない思春期を過ごしました。
いや!!って言えばいいのに!?と思う方も。
そう何度も思ったのですが、結局、親を不機嫌にしたらいかん。親不孝したらいかん。と、苦しくてもいやでも、自分から折れてしまっていました。
この問題は後々まで尾を引くことになりますが・・・また、心理学のことを話すときに詳しく書きますね。
えっと、話を戻して、
手芸部の話のつづき。
で、仕事に選んだのが歯科医。(これも母の意向が大きい)
もちろん自分でも納得して入学したんだけど、
不器用で、歯科はあまりあってないんじゃないか?・・・と、ずっと思っていました。
ほら、手芸部の延長みたいなものじゃない!?
だけど・・・
何かを手を使って作り出すのは嫌いじゃないのよね。
今となっては、これしかないし・・・生きる支えになってるかも。
自分の存在意義を感じられる数少ないアイテム。
んもう、外に何かないのかよ!!
そうそう、
最近、歯科医を引退した、友達のあやちゃんが、ミシンを使って、自分や孫や家族にお洋服を手作りしてイルと聞いて、うらやましく思っていました。
元手芸部としては黙っておられません。
バー様も、まずはミシンだ!ミシンだ!
楽天でためたポイントでおもちゃみたいなミシンを買いました。ポイントで買うくらいだから、超安い!笑
それでも、動いて縫えることは縫える!!(笑)
今まで、ほったらかしにしていた、パジャマの裾あげや、ウエストのゴム替えをミシンを使って、簡単に仕上げています。
ま、遠目で見ればミシン跡が、斜めになっていてもよくわからないからね。
着られればいいのよ!
この歳になっても、何か夢中になれるものを探してる。
ちょっと遅すぎないか?
ジー様が言います。
「欲張ったらいかん。今をありがたく思わんとね!」
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はは~っ、仰せの通りでございます。
と、これでいいのだと思い直し、今日も元気に頑張ります。
ははは・・・いつものパターン、いつもの結末。
成長しないな~。