ラプンツェル
- 智子先生のブログ
このゴールデンウィーク。
毎年旅行していたのですが、今年はどこにも行けませんでした。
そんな中、テレビで「塔の上のラプンツェル」を見ました。
遙か昔。本好きだった子供の頃、グリム童話で、この本を読んだことがあったな。
ドラドラ・・・懐かしいな・・・
あら?バー様の知っている物語と少し違う。
塔から救いだしたのは、大泥棒じゃなくて、王子様じゃなかったかな?
ま、それはおいといて、
ラプンツェルは、塔の上に18年間幽閉されていたという。
ひねくれ者のバー様は思います。
あら~、光り輝くラプンツェル!
でも、風呂に18年も入ってなければ・・・かなり汚れてるはず。
オイルを使って拭き取っていたのかな?
あのつややかな長い髪は、手入れはどうしてたんだろうか?
シャンプーなんてないからね。
排泄物はどう処理したんだろうか?
ヨーロッパの昔のお城では、オマルに用を足して出窓から汚物を垂れ流ししたと聞いたことがある。
あちこちくさくて、それを消すために香水が発達したという。
ラプンツェルは狭い塔の中で悪臭に耐えながら生活してたのでは?と言うか、悪臭に慣れてしまっていたのかな。
そして、塔から出て・・・
町中を、あの長い髪の毛を引きずりながら歩く。
あらあら、汚いよ!!
当時の道路には人のだけじゃなく、家畜の糞尿がまき散らされていた。
髪の毛を引きずって歩くと、それらを吸収しまくり、悲惨なことになっちゃうよ!
あとの処置をどうするの!?
また、社会性の問題。
18年間。偽の母親が時々訪ねてくる以外は、ほとんど一人で生活しているのに、映画のラプンツェルは生き生きとしてとても魅力的。
こんな状況の中でそういう健康的な精神状態を保てるものだろうか?
それに突然現れた知らない男性とすぐに仲良くなれるもんなんだろうか?
塔から出て、
町中を歌い踊りながら楽しく歩いているけど、すべて生まれて初めてのものばかりで、驚き戸惑うばかりで身も心も萎縮してしまうのでは?
このように、未知の世界にすぐに順応できるものだろうか?
などど、考えていたら、いつの間にか、話が終わってしまいました。
同じようにテレビを見ていたという、他県の娘に電話でその話をしますと、
「んもう、お母さんはいつもそんな夢のないことばかりいうから、せっかくのロマンチックなお話が台無しじゃん!!」
と、あきれ、憤慨されてしまいました。
小さい頃から、素直じゃない。少し斜めからものを見る癖のある、ちょっとひねくれもののバー様。
そんな人もいていいのでは?
それが自分!
と、自分を受け入れて(笑)
また、今日から。
バー様は、仕事を頑張ろうと思うのでありました。