心の器
- 智子先生のブログ
例えば、人から何かいやなことを言われたとき、
バー様は、すぐカッとなって、怒るけど、(人に面と向かっては言いませんよ!)
同じ事を言われても、ジー様は、ははは・・・と笑って流せる。
この違いは何?
心理学で学びました。
人は、不安、つらい、苦しい、痛い、いやだ、疲れた、寂しい、むなしい、悲しい、等の感情を持つとき、
自分が傷ついているという事実を、無意識に認めたくないので、怒りや、うらみ、ねたみ、憎しみという表現をする。
しかし、その選択をするのは自分自身。
だから、怒りっぽいバー様は、内心とても傷ついて、それを認めたくないがために「怒り」という表現を選択しているんだろう。
見た目と違ってとても傷つきやすい脆弱なのね。
で、「あの人は、いつも私を怒らせる。」
と、言うのは間違い。
あの人の言った言葉で、私は怒ると言う感情を選択した。
と、いうのが正解。
人のせいではなく、自分の問題なんだよね。
だから、怒るような事が起きたとき、
いったんは怒り狂うけど(笑)
そのあと、自分を省みて、
「ちょっと待て!これはあの人の問題じゃなくて、自分の問題じゃないか?」
と、考えることが(少しは)できるようになってきた。ような気がする。
といっても、怒りはなかなか収まらないけど。笑
怒ったって、自分が傷つき、周りが傷つくだけだもの。時にはものが壊れたりして(笑)
流す流す・・・・・・
だから、「いつも機嫌良く!」ということは、言葉はとても簡単そうだけど、なかなかできるものじゃないと実感しています。
すごく難易度の高い人生修行。
時々、自分に問う。
「いつも機嫌良くしてる?」
いや~、反省反省。
その点、ジー様は、懐が深い、人間が大きい。
人を許す力がある。というか、流せる。というより、初めから人の言うことを聞いていない!?(笑)
それでも、長年、一緒に生活してきて、立派だな~と、思います。
きっと心の器が大きいのだろうな。
バー様も、遅々たる歩みでも、少しずつ・・・心の器を大きくしていきたい!と思うのでありました。