最後の煩悩
- 智子先生のブログ
娘のところ話です。
コロナ騒ぎで、3歳の孫は保育園がお休み。
それに、生後5ヶ月の赤ん坊を、長いこと、ワンオペ(一人で育児)しています。
ご主人はこのコロナ禍で、ますます忙しいんだそうです。
で、娘が言います。
「もう育児に煮詰まっているから、実家のおもちゃを送って。」
孫様は、我が家に来たときに遊ぶためのおもちゃ(バー様が孫達のために用意した)を所望されているとのこと。
はいはい。送りましょう。
あんぱんまんのブブロックや、クレープ屋さんのセットを送りました。
さっそく、孫がそのおもちゃで遊んでいる画像を送ってきました。
よかった!
でもね、我が家のおもちゃがなくなったわけだから、今度はコロナ騒ぎが終わったときのために、また新しいのを何か用意しておかなくちゃ。
孫達に長いこと会っていない。と言うか、今年生まれた孫にさえ会ってない。
携帯に送ってくる孫達の画像。
どんどん大きくなっていくのをうれしく、また、ちょっと寂しく見ています。
元気が一番。
遠く離れていても健康ですくすく育っていればそれでいい!
いつか、コロナ騒ぎが落ち着いたら、会えるんだもの。
この世を卒業するときは、孫達にも、もう、永遠に会えない。
それに比べたら、しばらくの辛抱なんて、なんていうことはないわ!
世の中の人、みんなこのコロナ禍で、頑張っているんだから。辛抱辛抱。
最後の最後の手放せない煩悩は、やはり愛する人たちと別れることなんだろうな・・・と、ぼんやりと考える。
すこ~しずつ、煩悩を煩悩として認識し、いつかは手放さざるを得ない時が来るのを覚悟しよう。
そういう心の準備をしていこう。
実際は、まだまだ、あれがほしいこれが食べたい・・・
いいのよ、物欲もないと、生活に彩りがなくなるもの。
まだまだこの世に執着しているということでしょう。
と、ぐだぐだといらんことを考える今日この頃でした。