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アドラーの心理学

  • 智子先生のブログ

アドラーの心理学1 を100分で名著で見てみました。(1のみです)

とっても面白かったです。

書き並べてみますね。

 

アドラーの心理学は、個人倫理学と呼ばれ、タイプ別せず、自分で決め、実践する心理学です。

アドラーはフロイトと同時代の人で、初めの頃はフロイトの元で学びます。

フロイトは、「リビド-(性的欲動)が、人間のパーソナリティの基礎としたけれど、

アドラーはリビドーに代わるものとして、「劣等感」を持ち出しました。

「劣等感」は悪いばかりではない、人生に立ち向かう力も生み出すことができる。と、考えました。

 

アドラーは考え方の違いから、フロイトの元を去って行くのです。

例えば、

当時の第一次世界大戦を通して、二人の考え方の違いを書いてみます。

フロイトは、この戦争に対して、

「なぜ人間は闘うのか?」と言うことに着目します。

人間には攻撃欲求がある。だから、仕方ないんだ。・・・と結論づけます。

 

ところがそれに対して、アドラーは、

「闘わないためには何をすべきか?」

本来、人間は仲間である。

「仕方ない」ではなくて、「これからどうするかを考えていくべきだ」と、考えるのです。

 

私も、よくわからない中ですが、フロイトの、リビドー(性的欲動)で、パーソナリティの全てを解決する理論にはついていけないです。

 

アドラーは言います。

「世界はシンプルだ。世界は複雑ではなく、あなたが、複雑にしているのだ。」と言うのです。

即ち、「人は客観的な世界ではなく主観的な世界に住んでいる。

そう思う瞬間から人は変われる。

過去の原因からではなく、今の目的から考えることだ。」

 

例えば ひきこもり。

不安だから外に出たくない。・・・と言うのではなく

外に出たくないから、不安という感情を作り出している。

と解釈します。

 

原因にとらわれていては前に進めない。

原因ではなく、目的に目を向ける。

人生は全てあなたが決めている。

 

我々は、みんな同じ世界に生きていると思ってしまうが、

実際はそれぞれの人が、自分が意味づけした世界に生きている。

 

人がいればその数だけ世界が存在する・・・・ということを何かで読んだことがあるけど、この事かな?

 

同じ状況を体験したとしても、それを、どう受け止めるのか、どう解釈するのか、人によって違う。

即ち、「意味づけ」によって、世界は全く代わってくるのである。

 

アドラーは、「トラウマ」も否定します。

自分がうまくいかないのは過去のせいにして納得する人がいる。

人は、「我々の過去の経験にどのような意味を与えるか」によって、自分の人生を決定している。

だから不幸な過去を「トラウマ」だという、意味づけをしているだけなのである。

「それが自分の人生に大きな影響を与えた出来事であった」と、意味づけしているだけ。・・・これを原因論とすると、

アドラーは、目的論=未来は自分で決めていける!

「目的が自分の人生を作っているんだ。」

 

未知の世界に踏み出すことを、人は無意識に恐れている!

不満があっても、このままでいる方が楽!・・・だから変わらない決心をしているのだ。この決心を変える勇気があるか??

 

「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生はきわめてシンプルである。」

 

考え方を変える勇気があれば、「3日あれば、人間は変われる。」

 

どうでしょうか?

 

バー様は、そうなのか、そうなんだ!と、一人合点して喜んだのでした。笑

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