MRIは明るい棺桶!?
- 智子先生のブログ
初めてのMRI。
えっ、30分もかかるの?
いいえ、閉所恐怖症ではありません。
なんて問診を受けて、軽く抑制帯をまいて、
気分が悪くなったとき押す、柔らかいブザーを片手にし
はい、スタート。
機械のドームにはいっていきます。
目を開けていてもいいんですか?
いいのね!?でも、最初は目をつぶっていました。
少しして、目を開けると、すぐ目の上に明るい天井。
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あら、これって棺桶みたい。
最近、親類の人が亡くなって、棺桶の蓋をするとき、亡くなった人はどんな気持ちなんだろうと思った。
ここは、とっても明るいから、怖くない。
でも、これが真っ暗だとマジ、棺桶ね。
バー様の時は棺桶の中に電球を入れて明るくしてもらおうかな!?
いや、暗い方がこの世との訣別を覚悟させるかも。
なんて思いながら、
ゴーゴーガーガーダダダダダ・・・
30分かあ、長いなあ・・・
このMRIに何人の患者さんがはいったろう。
不安、悲しみ、恐怖、希望、いろんな人の思いがこの中にこもっている。
バー様は、もし、もし・・・これが本当に棺桶なら、と想像しました。
真っ先に思い浮かぶのは、なんと言っても3人の子供達。
平凡な子供達だけど、ちゃんと育ってくれ、それぞれ、職業を持ち、良き伴侶を得て、子供もできて、・・・
孫達はみんな可愛くて幸せだった。
みんな、バー様がいなくても大丈夫。
しっかり自分たちで生きていくことだろう。
バー様の子育ては全然上手じゃなかったし、反省すべき事ばかりだけどけど、下手くそなりに精一杯やったと思う。
これでよし!後悔なし!良い人生だった。
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な~ンてちょっとセンチになって涙がつつつ・・・と、流れました。
言っておきますがこのMRI検査は腰の神経の状態をみるためのもので、命に関わるものではありません。
でもね、ジー様のことは全然頭に浮かばなかったわ!笑
血がつながってないからかしらん???
ごめんなさい。今度の機会にね。
丁度ここらで、終わりました。
なんちゅう事はなかった。
MRI、体験したくてもなかなかね。
良い経験でした。面白かったです。