こんな私のために!?
- 智子先生のブログ
昨日、ブログに登場した八十歳の従姉。
私が病気になってから一度も顔を合わせていない。
彼女は運転免許証を返上してからは、いつも私が車で会いに行ったものだった。
その私が入院してしまった。彼女はバスを乗り換え乗り換えて、私に会いに病院まで来るつもりでいたが、コロナ禍で、病院にたどり着いたとしても面会謝絶で、会えないことが判明。
泣く泣くメールと電話で連絡を取ってくれていた。
私が退院してからも、私が運転できないものだから、会えないでいたのだが、
昨日は、もう、どうしても一目会いたい!
と、タクシを使って会いに来てくれた。それも玄関先で。
その日は何か用事があるようで、タクシーを待たせたまま。
二人の数ヶ月ぶりの出会いがかなったのでした。
「心配おかけしました。無事生還しました。」と、手を取って涙ながらに話す私。
従姉も「よく頑張ったね!」と、涙がにじむ。
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「元気なあなたの姿を見て、安心したわ。今日はこれで帰ります。また、ゆっくり出てくるからね。」
と、とんぼ返りで帰って行った。
こんなに私のことを心配してくれる人がいる。
従姉ではあるけれど、まるで本当の姉のよう。
もう高齢で、いつ自分が倒れても良いようにと、自分の救急の入院準備品(新品のきれいなパジャマ2枚と、下着数枚と、新しい上等のソックス2足と、いろんな細々したもの一揃い)を私が入院したと聞いて、全部私に差し出してくれた従姉。
彼女のいつか来るその日のための準備品。ありがとう、年の若い私の方が先に使わせていただきました。
このご恩。忘れません。
さあ、そのご恩に報いるためにもまずは動ける足が必要!
しっかりリハビリして運転できるようにならなくちゃね。
ほら、ゴルフのお友達。
彼女がメールをくれたとき、不覚にも爆涙してしまった私。
彼女は私を連れ出してドライブに連れて行ってくれるそう。
ヨタヨタの私のお手引きとおんぶと、任せて!って言ってくれる。うれしい・・・・・
あんな若くてきれいな人と手をつなげるなんて幸せ!
ドライブって、どこに行くのかな?ワクワクしてしまいます。
ありがとう!おともだち!
明日への希望がわいてきます。
こうして普通の人間である私を、温かく励まし、時には心配し、応援してくれる人たちがいる。
現実にいる。
彼らのために私は、がんばる!少しでも元気になろう!!
そう思わずにはいられない毎日なのでした。