幸せな朝
- 智子先生のブログ
お見舞いにメロンをいただきました。
今日、次男家族が帰ってくるのでお嫁さんにとっていたのですが・・・
ああ、もう、熟れすぎかも!
しかし、ハッと気づきました。
お嫁さんはウリ科アレルギーではなかったか?
ああ、残念。
それならジジババで食べてしまおう!
で、今朝の朝食に、メロンを出しました。
それも、赤道切り!!
赤道切りってご存じですか?
ためしてガッテンで名付けられたのですが、上下を真横に真っ二つに切るのです。
なんて贅沢な!
うちは最近、食事時には、ジー様が果物専門係になっているものですから、
ジー様は、恭しく、メロンをまな板の上に鎮座させ、真横に真っ二つに切ったのでした。
そしてなんと、南半球(下の方)をバー様に出してくれました。
ジー様は知ってるのか知らないのか、下の方が甘いのを・・・。
多分知ってる?それとも気づいてないのかな?
ふふふ・・・黙っていよう。
大きなおさじでまるーくすくって、口に入れていきます。
しかし、こんな贅沢、我が家では経験したことない。
バー様はこの病気をしてから、いろんな感覚を味わうということを、取り戻した気がします。
今までのようにとにかく食べれば良いと、急いで飲み込むのではなく、それぞれの食材の味を、形状を、香りを、ゆっくりと味わう・・・
なんてことを楽しめるようになったのです。
残りの人生でこれを取り戻したということは、幸運でした。
嬉しいです。
しかし、また、このメロンは甘くておいしい!!!
バー様は、この甘い果汁で一杯の南半球を、心ゆくまで楽しんだのでした。
そしてこれから、次男夫婦が何年ぶりかで帰ってくる・・・
ああ、なんて幸せな朝なんだ・・・
そう思った今朝のことでした。