リハビリリハビリ
- 智子先生のブログ
この炎天下、ジー様と、リハビリのゴルフラウンドをしてきました。
体調はイマイチで、きつかったけど、リハビリリハビリ。
ゴルフはコースにはいったら、クラブハウスに戻ってくるまで、否が応でも歩き通さないといけない。
カートでラウンドとは言え、バー様の打ったゴルフボールは、なぜか、カート道の反側側に飛んでいく。
走ってカートに戻り、クラブを選択し、2~3本のクラブを抱えて、ボールの位置までもどって打つ。
カ~ン!・・・あら~、またカート道から遠いわ!!
で、カートにもどりクラブを選択。クラブを抱えてボールの所にもどり、打つ。あら~・・・・・・・
を繰り返していたら、カートとは言え、かなり歩くことになります。
今回は19000歩。
とっても効率的な、リハビリだわ。
黙々と歩きながら頭に浮かぶメロディがあります。
サウンドオブミュージックの「全ての山に登れ」。若い人は知らないかも。
小さな子供もたくさんいるトラップ大佐一家、がナチスから逃れて、スイスの山々を超えていくのです。
もし、もしですよ。バー様がこの家族の一員としたら、(トラップ大佐のお母さんってとこかな?子主達のおばあちゃん)
ヨタヨタペタペタ歩いていたら、必ず捕まる。
それどころか、トラップ一家に迷惑をかける。
そんなことになったらいけないっ。
歩け歩け歩け!!!!
と、「全ての山に登れ」を、口ずさみながら、歩くわけです。
でも、実際の所、こんな調子じゃ捕まるわね。笑
それでも、いつか良くなることを信じて、バー様はがんばる。
週に一回、ひとえちゃんが、ウォーキングに誘ってくれる。
おしゃべりをしながら、バー様が二人。大淀川の堤防を歩くわけです。
暑いけど、おしゃべりが楽しい。
ひとえちゃんには、すごい恩があります。
命の恩人です。
今年の一月。バー様があの激痛に耐えて宮崎大学への入院を一日千秋の思いで待っていたとき、色々掛け合ってくれて・・・おかげで入院が早まったのです。
いくら激痛でも、規則で、入院は待たないといけない。
そ、そ、それまで、この激痛はどうすれば良いんだ!!
身も心もボロボロのときに、ひとえちゃんは動いてくれた
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ありがとう!!
こうして、皆さんのおかげで バー様は日常生活にはほとんど不自由ない所まで回復しています。
ただ、やっぱり歩くのはきついですけど。なんとかね。
主治医の先生が「この状態だと少しずつ治っていくでしょう」
といってくださるけど、時間はかかりそう。まだまだです。
あせらずあきらめないでコツコツと・・・
病気になったおかげで見える景色が違う。(今、見える景色が・・・というフレーズをテレビで良く耳にします。はやってるのかな?)
いろんな気づき、寝覚めがある。
昔は家事が嫌いでした。
「こんなの誰にでもできる仕事じゃん。
これで稼げないし、仕事していた方がよっぽど楽しい!」
って思っていました。
いまは、家事が楽しい。
家事って奥が深いのね。
掃除もお料理も洗濯も。へへへ・・・あんなに嫌っていたのに。
心豊かになる。
そうそう、最近は靴をそろえてから上がります。
「靴をそろえることは心を整えること。」
って、先日。お土産屋さんのタオルに書いてあるのが目に入りました。
本当にそうだと思う。
こんなバー様になってから、やっと気づくのね。
でも、気づかないよりよっぽどマシ!
こうして、
自分の人生、足りないところを少しずつ穴埋めしている、今日この頃です。
とても充実しています。