父の命日に思う。
- 智子先生のブログ
今月の12日は、父の命日。
亡くなってもう25年。四半世紀もたつのか・・・
71歳で亡くなり、その4~5年前から体調を崩して、私の歳では、がん手術をした。
で、私は思うわけです。
親子は体つきや、体質が似るって言います。
私も友達から、最近、(今の私と同じ歳当時の)母に似てきたといわれます。
少しふっくらして、猫背。
鏡を見ると、自分でも母に似てきたな~と思います。
そういう友達も。
お母さんが痩せていたけど、彼女もやっぱり痩せてお母さんと同じ体つき。瓜二つ!似てる~!!
それから、体質も似てくる。
ガンの家系とかいうことがありますね。
この前の入院時にも、病院での問診で、聞かれました。
私の場合、ガンではなかったけれど、
父と同じ歳で体にガタが来たわけです。
この歳になると、仲のいい、数人の友達にもなにやかにやと病気が見つかったと聞く。
ちょうどそういう不具合が発症する年ごろなのかもしれない。
でもね、私の場合、病気になってよかった。
病気になったおかげで、入院して、全身を調べて、治療して・・・
以前より体調がかなりよくなった。
もちろん、両足にはまだ少しマヒが残っているけど。
こんなに体調がよくなったのは何年ぶりだろうか?
ここ数年。体はきつかったな。
喘息で病院には月一で通っていたから安心していたけど、
正直、かなり・・・すごくきつかった。
毎月、きちんと通院して診察してもらい、薬も決められた通り飲んでいたし・・・よくならなくても、こんなもんだろうとあきらめていた。
気力で乗り切れると思っていた。
それが、難病であることが分かったおかげで、全身をくまなく調べて、治療して・・・寛解して、
人生、新しく仕切り直し。
大変だったし、完治までにはまだまだだけど、実際体調がよく、ありがたいです。はい。
あれ?
何を言いたいんだろう?
今、私にとって、おまけの人生。
少しずつ終活のまねごとを始めているのです。断捨離とかね。
亡き父も、今の私と同じ歳にガンを患い、自分の人生について、そしてあと何年生きられるかを、どう生きるかを考えたことだろうな。
先日、大学の後輩で、10歳年下の歯科医が亡くなった。
びっくりです。体調が悪い話なんて全然聞いていなかったもの。
寿命って本当にわからない。
わからないからその日まで、精一杯元気に生きて元気に死んでいく。
ニコニコ笑顔を忘れず、周りの皆さんに感謝しながら。
これに尽きる!!
そう思うバー様なのでした。