日本口腔インプラント学会 第 39 回九州支部学術大会 市民公開講座
- 歯のコラム
明けましておめでとうございます。今年も患者さん皆さんのお口の健康を保つため、スタッフ一同尽力いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、年明け最初のコラムはインプラントについてお話しをしたいと思います。
インプラント治療と聞くと、自分の歯のように噛めるようになるというプラスのイメージと、高額であったり、危険性があるといったようなマイナスのイメージがあるかと思います。
インプラントはフィクスチャー、アバットメント、上部構造の3層構造になっており、それぞれ使用する素材やメーカーによって料金が異なります。
また、治療法を習熟するためにも学会や講習会を受講したり、最終的な上部構造ができるまで術前、術中、術後に多くの機材を揃えたりする必要があるため、どうしても他の治療法と比べると費用がかかってしまいます。
私も日本口腔インプラント学会や宮崎インプラント研究会、九州インプラント研究会などに所属し、日々研鑽しています。
手術のリスクを下げるためにも、最近では様々な取り組みが行われています。
当院でも、術前の CT 撮影と口腔内のスキャンデータをもとに、コンピューター上でシミュレーションを行い、適切な位置に埋入できるようガイドとなるマウスピースを作成しています。
ここでは一部しかご紹介できませんでしたが、患者さんがインプラントに対してよく疑問に思っていることを、1月22日から日本口腔インプラント学会九州支部学術大会市民公開講座にてより詳しく、わかりやすく説明されていますので、よろしければ一度チェックしてみてください。内容は、web配信なので、期間中であればいつでも閲覧可能となっております。