そこまで言わなくていいんじゃないかい?
- 智子先生のブログ
先日、ジー様とドライブしたときのこと。
途中で、お昼ご飯をたらふく食べて、さ、自宅に帰ろう!
と、また、車に乗り込みました。
ジー様の、いつもの家でのパターンは、昼ご飯が終わったら、
即昼寝!
必ず昼寝!!
なので、この日も、お昼寝の時間になると、自動的に?ジー様は運転しながら、まぶたが落ちそうになる。
それでなくても糸のような細い目。
「こら、ジー様っ!しっかりせんか!!もうまぶたがくっつきそうじゃないかっ!」(怒)
そして、バー様は思わず大声で言いました。
「目を閉じたら、チューするけんね!!!!!」
すると、ジー様。間髪を入れずに、
「ひ~~~~~~っ!!!し、死んだ方がマシだ!!」
それまでウトウトしていたのに、
突然、シャキーンとして、これまた大声で返すではありませんか!
「・・・・・・死んだ方がマシ?」
「そりゃね、目が覚めたのはよか!
でもサ、そこまで言わなくてもいいんじゃない??」
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二人の間に、沈黙の時間が流れました。
ま、年寄り夫婦になると、こんなもんですかね。
仲の良いご夫婦もいらっしゃると思いますが、
うちは、お互いをディスったり、からかったりしながら、の、毎日です。
特にジー様はバー様のことを決して褒めません。
バー様はジー様によく、こう言います。
「私、この世で大輪の花を咲かせるつもりだったんだ。だけど、ジー様が、私をディスってばかりいたから、蕾(つぼみ)のままで終わってしまうじゃないか!
いや、蕾のまま、腐れてしまうじゃないか!!どうしてくれるんだよ!!」
ジー様も言います。
「ワシだって、蕾のまま、終わってしまうじゃないか!!」
お互い様か・・・
二人してお互いに、皺ちゃくれの顔を見合わせ、心の中で思います。
「なんだ、このジー様(バー様)は・・・ああ、昔は可愛かったのに」
時の流れは残酷。こんなに経年劣化するとは・・・
これが現実。これが人生なのだと、自分自身を説得、納得させるのでした。笑
年取ったら仕方ないものね!ははははは・・・