マイナ保険証義務化へ
- 歯のコラム
いよいよ2024年12月2日より、現行の健康保険証が廃止され、医療機関を利用する際にはマイナ保険証が必要となります。
マイナ保険証を利用するメリットは以下の２つです。
メリットその１ 歯科医院との情報共有により、適切な治療を受けられる
マイナ保険証を使って、他の病院で処方された薬剤・受けた治療・特定健診の情報提供に同意していただくと、その情報を元により正確な診断・治療を行うことができます。
ビスホスホネート製剤や血液サラサラの薬を服用されているなどの情報を確認し、患者様の全身状態を把握することは、我々歯科医院にとって大切なことの1つです。
メリット２ 難しい手続きなしで高額療養費制度が利用できる
これまで高額療養費制度を利用するには、限度額適用認定証を発行してもらう手続きが必要でした。今後はマイナ保険証を使って、高額療養費制度の利用に同意していただくと、複雑な手続きなしで限度額を超えた医療費のお支払いが不要となります。
12月2日以降、マイナンバーカードを持っていない方は代わりに保険者から発行される「資格確認書」を提示すれば治療を受けることができますが、使える有効期限が決まっています。
（発行済みで手元にある保険証は有効期間内は利用可。）
この機会にマイナ保険証への移行を検討されてみてはいかがでしょうか？
